冬さながらの天候には、呆れてしまいます。
あの大震災から2週間が経過しましたが、
高速道路の通行止めが解除されたりで、
物流がだいぶ回復して来ました。
東北電力管内は、幸い電力不足も解消されているようですから、
当初予定されていた、計画停電も回避されました。
こちらはこういった状況ですが、
北通りの海岸沿いではまだ避難生活をしているところもあると聞いてます。
完全復興までには、まだまだ道のりは遠いのですね。
東日本大震災で被災した青森県を支援しようと、九州・山口・沖縄の青果会社でつくる「山口九州地区青森りんごの会」は22日、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前で、リンゴの試食販売キャンペーンを実施した。売上金は全額、青森県の災害対策本部を通じて青森の被災地に送られる。
本来は青森と鹿児島が新幹線で結ばれたことを祝うキャンペーンだったが、震災を受けて復興支援に切り替えた。サンふじ、王林、ジョナゴールド計720玉を1個200円で販売。「がんばって」などと言いながら5個、10個とまとめ買いする人もいた。
青森県福岡情報センターの鳴海東之主査によると、リンゴの産地は日本海側が中心で直接被災した農家は少ないが、燃油不足のため物流が滞り、出荷に影響が出ているという。
「ミスりんごあおもり」の乗田麻衣子さん(23)は「地震発生から2日間くらいは八戸にいる友達と連絡がとれず不安でした。このPR活動で『青森は頑張っているよ』と伝えたい」と話した。
東京電力は17日、福島第1原発の事故を受け、4月から計画していた東通原発1号機(青森県東通村)の本格工事の中断を決めた。同社の佐久間三喜夫理事が県に伝えた。
青森県には日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)など多くの原子力施設がある。この日は関係5社が県を訪れ、Jパワー(電源開発)も大間原発(大間町)の建設を休止する方針を伝えた。
東通原発は今年1月に着工。東電が原発を新たな場所で着工するのは78年の柏崎刈羽(新潟県)以来33年ぶりで、17年3月の運転開始を目指していた。むつ市に使用済み核燃料中間貯蔵施設を建設しているリサイクル燃料貯蔵は震災後に工事をストップしている。
一方、4月に再処理工場の試運転再開を目指していた日本原燃は、大幅延期したばかりの工程への影響を懸念。東北電力は東通原発1号機が定期検査中だったため、震災の影響はないと強調した。【矢澤秀範】